[レポート]Amazonのゲーム販売チャネルとプロモーションのご紹介 #AmazonGameTech #AmznGameTechJP
Amazonのゲーム販売チャネルとプロモーションのご紹介
2019年11月20日(水)にアマゾン目黒オフィスでアマゾンウェブサービス社の自社イベント「Amazon Game Developers Conference」が開催されました。
本記事は、セッション「Amazonのゲーム販売チャネルとプロモーションのご紹介」をレポートします。
スピーカー
アマゾン ジャパン株式会社 ビデオゲーム事業部 マネージャー 川本 洋子氏
アマゾン ジャパン株式会社 アプリストア事業部 事業開発 田中 和之氏
アマゾン ジャパン株式会社 アレクサビジネス本部 岡崎 淳一氏
アマゾン ジャパン株式会社 デジタル音楽事業部 レーベルリレーションズ マネージャー 大滝 理氏
セッション概要
Amazon では複数のゲーム販売チャネルを提供しています。このセッションでは、amazon.co.jp におけるビデオゲーム販売やアマゾンアプリストアにおけるモバイルゲームの販売、アレクサを活用したゲームの開発など Amazon グループにおけるゲーム販売チャネルについて広く最新の情報をご紹介します。
レポート
Amazon.co.jp ビデオゲーム事業部のご紹介
- アマゾンのリテールでどのような販売をしているか紹介
- 企業理念:地球上で最もお客様を大切にする企業であること
- お客様からスタートし、常にお客様の立場で考えること。オンライン上で求められるあらゆるものを探し、発見でき、購入できる場を作ること
- お客様満足度を高める3つの柱:品揃え・価格・利便性
- 現在、数億アイテム取り扱っているけれどもいち早くたどり着いて頂くためのイノベーション
- Amazonのビジネスモデル(Growth Flywheel)ぐるぐるの図と呼ばれている
- Selection(品揃え)から起点 ⇒ Customer Experience(顧客満足度)⇒来店者数 ⇒売り手の数
- さらに拡大して、 低コスト ⇒ 低価格 へと繋がり、中央のgrowth(成長)へと繋がる
- お客様の最良の購買体験のための継続的な投資領域
- 2018年サイトの利便性/テクノロジー 12%
- カスタマーエクスペリエンスへの投資 - 配送拠点
- Fulfilment Center (FC) 全国20カ所
- Amazon Primeの日本における成長:配送サービスから始まり、今はprime videoなどへ年々会員数が増えている
- Amazon.co.jpの月間ユニークビジター数:スマホ 4,433万 PC 1,337万
- 国内外の幅広い顧客リーチ:18の国・地域でWebサイトを展開/ 175以上のFCから180ヶ国異常のお客様にお届け
- Amazon.co.jpビデオゲームカテゴリー
- 予約開始から発売日までのデマンド曲線:予約開始日から発売日まで垂直立ち上げをし、Prime Now等で購入、発売フェーズではデジタル露出強化をしている
- さまざまなアプローチで、予約開始から発売までの売上を増やすような取り組みをしている
- Twitchでもライブ配信、たまたま立ち寄ったカジュアルユーザーへもリーチするように取り組む
- Prime Day/Cyber Mondayの活用:年2回ビッグセールをして露出枠を上手に使っている
amazon appstore
Amazon アプリストア全体
- Amazonアプリストアとは?:2011年Fire端末向けのアプリストアとしてAndroidで登場した
- Amazon アプリストア構造:Contents⇒Store⇒Device
- ユーザー数は銃帳に増加している
- 提供頂いているタイトル例:国内外問わず、多くの大手出刃六パー様にご参画頂いている
- 場合によっては先行リリースをして頂くこともある
- USだけでなく中国ベンダーさんも登録されている
- 海外のタイトルはマルチプレイヤーゲームも多い
Amazon アプリストアがお手伝い出来ること
- 3つのメリット ①リリース作業に掛かる工数が非常に少ない ②マネタイズ領域を強化する仕組み ③メディア価値の高いマーケティング支援
- アンドロイドベースに疲れているので課金システムの連携ができる
- Fireタブレットでのプッシュ通知機能対応している
- 開発からリリースまで最短2週間平均1-2ヶ月
- Amazonコイン:独自通貨を使う:プレイヤーは8,600円で購入し10,000円分の課金をし、レベニューシェアは10,000円を基準とする
- エンドユーザーのメリット・エンゲージメント向上施策:エンドユーザーに対し、コストメリットの高い機能・施策をご提供
- Fireタブレット:ファミリー層へアプローチ:起動画面にCMを入れる
- Amazon Owned Mediaメディアサポート
- Developer様:<子シックは魔法乙女:株式会社ケイブ様>Fireタブレットの相性が良く評判が良かった
- IPを活用したクロスプロモーション:他事業部と連携し、関連商品と連携する
- 海外展開:Amazonで世界中にアプリ配信:Amazonネットワークを利用してアプリを公開
- 最近の注力領域:先行して稼働して頂く場合に手厚く支援させていただいている
amazon alexa
- Alexaとは:自動音声認識・自然言語理解・音声合成
- Echo Device- Amazon ブランド:2017年からEcho Show5まで年々進化している
- 眼鏡・イヤフォンタイプもあるし、Fire TVで楽しむことができる
- スキルと呼ばれるアプリケーション(用途)群
- SDKを公開している:現在3,000ほどある
- ゲームスキル:DESTINY 2ではスキルが出ており、ゴーストに話しかけることで反応が得られる
- アレクサガジェットによってボタンの早押しも出来る
- Alexa + HTML5 + スキル内課金:最新のサービス
- Ticket to ride
- 日本では政宗の部屋ではサイバードさんのキャラクターで声の課金が行われる
- Alexa Gadgets:デバイスをAlexaからBluetoothを通じて操作する
- Echo ButtonsとかLEGO Mind Storm/Voice Challenge
- デバイスとAlexaの双方向操作ができる
- 出来ることの幅が広がっている
GAME MUSIC PROJECT
- Amazonの音楽プラットフォーム
- デジタル配信、CD、DVD、ゲーム書籍グッズなど幅広い
- AMAZONサイト内での展開事例デジタルCDなど本施策のミュージックタイトルを集約し、各バナーから誘導する
- アニメ、ゲーム音楽に特化したプレイリスト
- "ANIMA"展開事例:ガンダム40周年イベントの協賛
- "GAMERZ"展開事例:最新ゲーム楽曲を日本だけで無くグローバル共通で展開
- "GAMERS"TOKYO GAME SHOW 2019で展示
- "GAMERZ"海浜幕張駅でのチラシ、ネックストラップ配布
- "GAMERZ"OOH渋谷、心斎橋およびADトラックで告知
- "GAMERZ"Youtube広告、SNS投稿、逆にユーザーからの声が届いた
- SpotifyやAppleMusicとは違う振り切りをやっていく
まとめ
ゲーム開発者としては知っておくと良い幅広いお話が聞けたかと思います